LASTGASP presents the Last resort

INTERVIEW

LASTGASP岡田勇希×激ロックオーガナイザーDJムラオカ「the Last resort 2016」開催記念対談

■「この人たちなら間違いない!」と思う大好きな人たちにオファーした(岡田勇希)

――LASTGASPが去年に続き今年も「the Last resort」を開催することになった理由とは?

LASTGASP 岡田勇希(以下 岡田) 去年開催させていただいて、「もっともっといろんな人に届けられるフェスになりそうだな」という手応えがあったんです。もっといろんなものを取り入れて、もっとたくさんの人に来ていただいて去年を超えるフェスにしたいという気持ちが強かったのがいちばんの理由ですね。去年は初開催だったので僕らにとっても初めてのことばかりで、「ここの時間の使い方はこうするべきだったな」とか「ここはこうしたほうがうまくいくな」みたいに実際フェスを開催して知ることもたくさんあったんです。もっとお客さんが楽しんでもらえるものを作っていかないと、それを自分たちで発信していかないとなというのはすごくありましたね。

――激ロックDJ CREWは「the Last resort 2016」からオファーを受けてどう思われましたか?

激ロックオーガナイザー DJムラオカ(以下 ムラオカ) LASTGASPさんとはお付き合いもあったのでもちろん去年から「the Last resort」のことも知っていて、9月だから季節的にも気持ちいい時期だし、終わったあとにサイトにアップされていた晴天のフォトレポートを見てこれはかなりいい雰囲気で楽しそうだなと思いましたね。前売り券が500円、当日券が1000円という価格設定からも、チケット代で利益を上げることができない。だからバンドさんとレーベルさん、マネジメントさんの努力が感じられるイベントだと思いますね。……どうやらDJブースの近くが海らしくて。

岡田 そうですね。

ムラオカ お客さんはテンション上がったら、クラウドサーフィンではなくて海でサーフィンするのもありですね(笑)。

岡田 はははは! そうですね(笑)。

――ムラオカさんにはLASTGASPはどういうバンドとして映っていますか?

ムラオカ 僕はラウドロックに特化した「激ロック」と、ギターロックやオルタナティヴに特化した「Skream!」というふたつのメディアを運営していて、LASTGASPさんには初登場のタイミングでは「激ロック」に、最新作『GO e.p.』のタイミングでは「Skream!」に載っていただいて。LASTGASPさんの音楽性はエッジが立ちつつもポップスの要素もあるので、ラウド系が好きな人もギターロックやポップスが好きな人にも届く、間口の広い音だなと思いますね。だから「エッジが効いた音楽が聴いてみたい」「ライヴハウスで暴れてみたい」と思っているリスナーさんにとっても、いい入り口になるバンドさんだと思います。

岡田 僕らはもともと自分たちのジャンルをよくわかってなくて、「どんなジャンルの音楽をやってるの?」と聞かれても「ギターロックでもメロコアでもないし、なんなんだろう……」と悩んでしまってうまく答えられなかったんです。でも最近、それは意外といいことなのかなと思うようになりました。シンプルなロックというものが軸に持ちつつ、いろんなことに挑戦してみようという気持ちですね。だから……J-POPかな。いまはがっつりロックというよりはJ-POPだと思ってやってます。

ムラオカ へえ、そうなんですね。

岡田 J-POPってなんでもありと言えばなんでもありなジャンルなので、結構ずるい言葉だと思ってるんです(笑)。例えばポルノグラフィティはめちゃくちゃロックな曲もあるし、ものすごく壮大なバラードもあって、それがJ-POPというくくりになっている。LASTGASPはそういうところで勝負をかけていくべきなのかな、と最近思ってます。これからもっと広いレンジでやっていけたらなと思っていますね。

――「the Last resort 2016」のラインナップも音楽的には幅広いので、LASTGASPのそういうメンタリティが表れているのでは。

岡田 そうですね。激ロックDJ CREWさんに出演していただくのもそうですけど、僕らは好きな音楽がたくさんあるので、フェスもいろんな色があるものにしたいと思ったんです。「この人たちなら間違いない!」と思う大好きな人たちにオファーをしました。何もなかったテーマパークに、毎年少しずつ人気のアトラクションが増えていく――「the Last resort」はそういうふうにひとつひとつ大きくしていきたい。だからどんどんいろんな人が楽しめるものにはしていきたいなと思っているんです。

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